◆後遺症のケース★その1
知恵袋で気になるご質問があったので掲載します。
興味ある方は 読んでみて下さい。


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手術の後遺症なのか悩んでいます

2年前、当時7歳の息子が脳内出血を起こしAVMと診断され開頭手術を受けました。
15時間にも及ぶ手術は成功、言語、運動障害など今のところ目立った後遺症は出ていません。

外科的には経過観察も良好で用心の為「アレビアチン」を飲み続けていますが、もうじき止める予定になっています。

ただ、気になる点がいくつかありそれが手術の後遺症なのか子供だからなのか判断しかねて困っています
(主治医からは「脳が出血をして開頭手術をやっているのだから何かしら後遺症は出る」と言われています。
ただ、脳外科の先生なので症状の判断は出来ないとも言われました)

術後出現した気になる行動(症状)が

1.指しゃぶり
気が付くとひっきりなしに指をしゃぶっています
(物を持っているときはその物を、無意識でやっているのかひどい時は帽子、
バックを食いちぎっている事も)当然注意しても一向に治りません。

2.集中力の低下
一つの事に5分と集中していられません。勉強、食事、運動など。
すぐにキョロキョロ周りを気にする、やり方(ルール)が覚えられない(なかなか理解できない)
例外としてテレビだけは食い入る様に見ていられます。

3.精神的成長
術前の精神状態からの成長が見られない(幼稚)

4.過剰反応
何か人(親、友人)から言われた事に対して過剰に反応して、泣く、傷つく、自分に閉じこもるなどする

5.言った事、言われた事を忘れる(覚えてない)

6.暗がりを怖がる
等です。

この年代の子供にありがちだとは思うのですが、大きな手術をしているだけに
その影響もあるのではと考えてしまいます。
もしそうだとしたら、注意したり叱りつけるのは良くない(可哀想)のかと思い、
思い切って心療内科などを受診した方が良いのでは?などと考え悩んでいます。
どうか、アドバイスお願いします。

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次のスレッドに考えてみました。
  • 管理人
  • 2010/07/31 (Sat) 05:17:00
Re: ◆後遺症のケース★その1への私見
まず お尋ねしたいことがあります。
子供さんは AVM疾患部位は 脳のどちらでしょう?
それによってその症状が「後遺症であるか否か」が わかりやすいはずです。

以下 素人の私ではありますが 個人的に脳のメカニズムに興味があり
いろいろと調べたことを 簡略的に書き出してみます。


私見です。

>術後出現した気になる行動(症状)が・・・
と おっしゃるのであれば・・後遺症らしき症状だと思います。

①1のおしゃぶりの件
無意識だそうですが ボーッとしたような状態であれば

*てんかんの一種とも思えます。
こちらを読んでみてください。
http://ruaparu.jugem.jp/?eid=31


*もしくは 以下の②と同様な症状とも 推測できます。



②2、3、4、6、の性格的な件
脳のダメージで性格は かわる事もあります。


*推測1
神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、ドーパミンなどの
神経伝達物質を放出しているものです。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、
それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、
手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、
イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

これに近い症状ではないでしょうか?

実は 昔 「脳細胞が壊死した後は 再生しない」と言われていましたが
最近、ビタミンB12によって、再生されることが証明されています。

特に子供さんは 脳細胞活発な年齢であるので回復すると思います。
ビタミンB12 の食物に気をつけて お子様に食べさせてください。

皆さん 参考URLご覧くださいね。
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/vitamin_b12.html


これらと・・・私が 感じていることですが・・・
息子さんは どちらかというと デリケート、勘はいい方?
だったのでしょうか?
デリケートな人は 何かしら影響を感じていると思います。


*推測2
もしかすると・・・
このAVMでの出来事で 少なからずメンタル的な不安感が
あるのかもしれません。
これは 対策として ご家族の心からの愛情による力に頼ることになるのかもしれません。

*推測3
もし・・・・患部が左側頭葉か前頭葉であったのであれば・・
開頭術後、多少 性格に変化がある症状が出ることがあります。

 ・左側頭葉であれば・・・
 ダメージを受けた場合 右側頭葉が カバーをするものなのです。
 この右側頭葉は 感覚性の脳なので デリケートであり
 喜怒哀楽が 強調されたような症状が出ます。
 もちろん人によって 微妙には違います。

 ・前頭葉であれば・・・
 前頭葉は 脳で集積した物事全てを 経験によって自ら
 思考、判断、創造を司っています。
 
影響を感じた部位だけに 推測するしかできません。


③5の忘れやすい件
これは 少し私もあります。
私の場合 ほぼ 他人には 察しされない程度ですが。

これは 「記憶」についての後遺症です。
「記憶」には 短期的記憶と長期的記憶の2種類あります。

(例)
*短期的記憶(忘れると 大変なことになるものではない)
 ・頼まれたお使い(お買い物)の内容を忘れる
 ・昨日食べたもの
 ・そう仲良くもない友達の名前

*長期的記憶(忘れてはいないであろう 大事なことなど)
 ・家族の名前、誕生日
 ・とても仲のいい友達の名前、仲のいい親戚の名前
 ・重要な宿題
 ・懐かしい記憶していた思い出


と・・・・このように大きく2種類ありますので
恐らく・・・短期記憶のご心配ではないかと思いますが・・・
もし そうだったら メモ帳などを渡してあげてください。
常にメモをとり書くくせをつけることで 改善すると思います。
その後 治るものではないかな・・・と思います。



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医療は 進歩しています。

昔は 脳は 修復するのは20歳頃まで・・と言われていましたが
最近 「脳の修復する力は死ぬまで活発にする」
という事がわかっているそうです。

それは 私でも「脳が修復していく気配」を感じているからです。





脳みそって パワフルな細胞の塊ですね。

  • 管理人
  • 2010/07/31 (Sat) 05:25:37

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